(画像?使用イメージ):上端のプランジャー(ハンドル)を押し込み、混合液を患部へ喷雾する様子。
医療機器メーカーの日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐伯 広幸、以下日本ストライカー)は、脳の開頭手術で使われる吸収性硬膜補強材「Adherus(アドヒラス)」を2019年11月から全国の病院へ販売開始いたしました。
日本の脳神経外科において、开头手术を必要とする疾患としては脳肿疡や脳血管障害などが挙げられ、その症例数は年间数万件とも推计されます。开头手术に际しては、表面の皮肤や筋膜、腱膜を开いたのちに、头盖骨や脳を覆うように保护する硬膜を开き、脳内の患部に到达する必要があります。患部への処置を终えた后、内侧から顺番に缝合していく际、硬膜の微小な缝合穴から内部の髄液が漏れ出ることで合併症リスクが生じます。これを防ぐため、缝合した部分を覆うように涂付されるものが吸収性硬膜补强材です。
础诲丑别谤耻蝉は単回使用製品であり、使用直前に液剤と粉材を混ぜ合わせ、混合液を患部に喷雾して使います。準备开始から喷雾するまでは约1分と简便で、喷雾后、混合液はすぐにゲル化して液垂れを軽减することで医疗従事者の有用性に贡献します。また、ゲル化した状态で约90日と长期にわたって硬膜表面にとどまるため、一般的に硬膜が完全に缝合するまでに必要といわれている期间(约1カ月)を十分に満たし、结果として缝合の确度を高めます。体液を含んで膨らむサイズを割合として示す膨润率も13%と低く、术后、脳実质や血管、神経などの软组织を圧迫することによるリスクを低减します。なお、础诲丑别谤耻蝉は吸収分解された后、体外に排出されます。
Adherusは、米国HyperBranch MedicalTechnology社によって開発され、FDA(米国食品医薬品局)承認後2015年から米国で発売されておりましたが、2018年10月に日本ストライカーの親会社であるストライカー社が同社を経営統合したことで、事業移管が行われました。日本ストライカーでは近年、脳神経外科手術分野において製品ポートフォリオを拡充しています。革新的な製品を通じて、これまで以上に幅広く多様な医療ニーズに包括的に対応し、医療の向上を目指してまいります。
■日本ストライカー株式会社について
整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な诊疗科目で使用される医疗机器を取り扱うグローバル公司、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界100カ国以上で事业を展开しています。
当社製品は、人工膝関节や人工股関节、骨折治疗や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治疗用の製品、内视镜、手术器械、无影灯や画像统合システム等の手术室関连製品、ベッドやストレッチャー、体外式除细动器、自动心臓マッサージシステムなどの循环器救急医疗领域の製品など多岐にわたります。详しくは飞飞飞.蝉迟谤测办别谤.肠辞尘/箩辫をご覧ください。
*贩売名:Adherus デュラル シーラント
医療機器承認番号:23000BZX00309000
本内容は报道関係者向けに発表された情报です。